怪我の功名
怪我の功名
昨年12月中旬、私(RAY母)が足踝を骨折しました(涙)。ようやく1か月経ち、松葉杖が無くてもゆっくりですが歩けるようになり、少し落ち着いてきました。
骨折の顛末。
その日、RAYと自転車で出かけようとしていたのですが、ipadを取りに家に戻って、ipadのメールに気を取られて、靴を履こうと玄関の30cm位の段差で体重がかかった状態で足をついて足首をひねってしまいました。
このときは、ただの捻挫ではなく、「あっ、やった!」という強烈な痛みで、立てなくなってしまいました。
美術大学がようやく終了した2日後のことで、ほっとして気が緩んだこともあります。(自分の好きなこととはいえ、目いっぱい頑張りました)
美大の卒業準備と平行して、11,12月は、区の障がい児の親の会主催のアート展、わんぱくクラブ(学童)のひかりフェスタでのRAYのお店の出店、そして、寺子屋アート展の企画運営…とRAY絡みのイベントが毎週のように続いていました。体調が今一つだったこともあり、精神的にも限界だったのかもしれません。
骨折した日、叔父の法事もあったのですが、もちろんキャンセル。3日後には、RAYの歯科治療の予約。1週間後には、RAYの寺子屋アート展…。そして、日々のRAYの生活介護事業所への送迎…
これから一体どうなるんだろう?骨折の痛みと共に、頭の中には、今後の生活諸々のことが浮かんいました。
しかし、それは案ずるより…でした。大学生の兄が冬休みに入るところだったので、年内の朝の送迎はお願いしました。また、年明けからは、朝の送迎もヘルパーさんにお願いすることが出来、区の福祉サービスの有りがたさを実感。RAYの虫歯治療は、夫が会社を休んで付き添ってもらうことに。
これまでは、自分が全部やらなくてはと思ってきたことが、いざという時は人に任せても平気ということが分かり、安心と同時に、何となく拍子抜けもしました。
怪我は悪いことばかりではありませんでした。
自分自身、慌ただしい生活をこれまでずっと送ってきたので、自分自身のことを振り返ったり、本を読んだり(10数年ぶりにシュタイナー教育の本も読めました!)、楽器(趣味のヴァイオリン)を練習する時間も取れなかったのですが、外に出られない時間、これらの自分だけの時間を取ることが出来ました!実は、これが一番の大きな収穫だったように思います。
今回の怪我も決して悪い事ばかりじゃ無く、人生に起きることには必ず意味があると実感しています。
PS
WINDOWS7を10のPCに切り替えるため、また少しお休みさせて頂くかもです。ご了承下さい。