「描きたいが止まらない」を見てきました!

「描きたいが止まらない」を見てきました!

今日、近所の小学校の家庭学級主催で、映画「描きたいが止まらない」を見てきました!自閉症の画家・古久保憲満(こくぼ のりみつ)くんに密着したドキュメンタリー映画(近藤剛監督)です。

この映画を見たのは、冬以来、2度目です。

古久保くんの描く絵は、ボールペンと色鉛筆だけを使った大変緻密な絵です。

いわゆる正規の美術教育を受けていない人が生み出すアートを、「アール・ブリュット(=生の芸術)」と言います。古久保くんは、そのアール・ブリュットの本場、スイスのアール・ブリュット美術館にもその絵が収蔵されており、世界に認められる24歳の若きアーティストです。

ボールペンと色鉛筆だけで横1.6メートル×縦10メートルの超精密な大作は6年かかりで描かれたとのこと。

http://www.artbrut.jp/news/2014/01/000039.html

映画の中で、特に印象に残ったことが2つあります。

1つは、古久保くんは、自分の疎外感が、北朝鮮と共通すると言われていたこと。もう1つは、留置場にいる夢をよく見ると言われたこと。

小さい頃から、「自分が他人と違う」ということを、痛いほど感じてきたのでしょう。世界の中で孤立する国に自分を重ねてしまうのだと思います。このため、絵の中にも北朝鮮のモチーフが出てきます。

しかし、そのような孤立感を感じつつも、そのような自分の感情を吐き出すために、顔をものすごく紙に近づけて集中して描く古久保くんの姿は、とても神々しさを感じました。

「絵を描くことは自分の宿命」と言う古久保くんですが、絵を描くという表現手段で、自分に与えられた役割をしっかりと果たしている姿が印象的でした。なんでこんなにこの映画が心に引っ掛かるのだろうと考えたとき、日々目の前のことに翻弄されている自分をふりかえり、彼の存在がしっかりと地に足がついたまぶしい存在だからだとふと思いました。

障がいのある人がどんな風に感じているか、そこから紡ぎだされるユニークな世界観を、多くの人に見てもらいたい映画です。

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