じぶんの表現手段を持つこと
じぶんの表現手段を持つこと
昨日は、小雨が降ったりやんだりの生憎のお天気でしたが、国学院大学で行われたきんこんの会に参加しました。
今回は、通信制高校で学んでいる方のお話のあと、さきこさんが、ご自分の詩集を作成されたことがきっかけで、各自の表現手段についてお話となりました。
きんこんの会で行われている、介助付きコミュニケーション(指筆談)の手段で、詩集を作られたり、ご自身の手記をつづられたりされる方が増えています。
RAYは、絵がじぶんの表現手段であること、じぶんのアイデンティティになっていると言います。
言葉以外にも、絵であったり、介助付きコミュニケーションにより通訳された言葉や詩集であったり、表現の方法はいろいろあります。
ちょうど、障がいのある人の個性をブランディングするという試みを行っている記事のことがアタマの中にありました(NPOぷかぷかの高崎さんのぶろぐより https://www.pukapuka.or.jp/diary/)。
言葉で表現することが難しい障がいのある人の場合、どのように表現できるのだろう?という問いがありました。
NPOぷかぷかのセノーさんのように、寝ている姿が癒しの存在としてブランディングされて、セノーさんのファンが出来ていきます。
https://www.pukapuka.or.jp/diary/
言葉だけが表現手段だけなのではなく、その人自身存在そのものや、絵や、通訳された言葉を通して表現される、それぞれの人が持つ個性を認める器(うつわ)を持つことで、豊かな社会が育っていくのだと思いました。