情けは人のためならず?(人は蒔いたものを刈り取る)

【情けは人のためならず?(人は蒔いたものを刈り取る)】

今回、RAYが迷子になったときに利用させていただいた「せたがや一人歩きSOSネットワーク」(世田谷区社会福祉協議会)。

これは、高齢の認知症の人と障がいの人のための安全確保のためのネットワークで、区内のボランティア協力者、約600人が行方不明情報の配信を受けて捜索に協力する取り組みです。

以前、RAYが所属するわんぱくクラブ育成会で迷子の連絡がありました。そのとき、社会福祉協議会に「はいかいSOSネットワーク」というのがあることを協力者の知り合いに教えてもらい、近くの出張所で「障がい者の迷子協力をお願いできないか」を問い合わせたことがありました。そのときは、「認知症の方だけが対象者ですが検討します」と数日間迷子になって見つからないという事の重大さもあり、例外的に対象にしていただいた経緯がありました。

今回。RAYが迷子になったときも、社協に連絡を入れてRAYの捜索協力をお願いしました。そのときネットワークの名称が「せたがや一人歩きSOSネットワーク」と変わっていたことを気にする余裕もありませんでした。

先日、協力者の知り合いから「RAY君が制度が変わって初めての適用。以前、RAY君のお母さんが「障がい者もお願いできないか」と頼んだことがで社協の制度が変わるきっかけになった」と言われ大変驚きました。

もしかしたら「情けは人のためならず」ということ?(「Today you, tomorrow me.」 または、エドガーケーシーの「人は蒔いたものを刈り取る」か?)

今回の出来事が教えてくれたことはたくさんありました。

自分自身の行動や考え方の甘さやエゴに気づき、

些細な日常の一つ一つに有難さを感じ、

人の優しさや愛にあらためて気づき、

そして、「人にためにすることが自分に帰ってくること」にも気づくことにもなりました。

もちろん迷子になるという出来事や思いは、もう二度と経験したくありません。

 

 

 

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