縁あって、FOXプロジェクトに参加させてもらっています😀

縁あって、「FOXプロジェクト」に参加することになりました。

「FOX」って何?というのは、後で説明するとして・・・

ご縁というのは、不思議なもので、6年ほど前、大学の工学部時代の同級生から、「一般社団法人こたえのない学校」に、「発明」授業の講師として参加させてもらいました。

そして、今年。

「特別支援(障がい関係)のプロジェクトを立ち上げるのだけど」というお話がありました。

代表の藤原さとさんより、「大阪の、ボーリング・オピッツ症候群という難病のミク君という西成高校の重度重複の男の子に出会ってね… 何か出来ないかな?と思っている」とうお話から始まりました。

「重度の障がいのある子供たちをとりまく環境がどうなっているのか?」

ミク君、RAYの具体的な体験、さとさんのアメリカでの特別支援クラスでの実習経験など、それぞれが「障がい」についての想いを共有していきました。

 

RAYも、21年間、思い返すと色々ありました。

生後半年の先天性胆道拡張症の手術から始まり、就学前の摂食障害、小学校時代の拒食症、服や行動全般のこだわり、唾吐き、お漏らし、中学高校時代の破服、自傷…

そして、社会人になった今でも、自動車拒否(バス、電車はOK)、自宅風呂が苦手(銭湯、温泉はOK)、狭い階段が苦手など…

困りごとが出ると、自分一人で思案することもありましたが、療育仲間のお母さん、担任の先生、かかりつけの先生、区のケアマネ、カウンセラー、学童のスタッフさん、ヘルパーさんたちと相談しながら、なんとかここまでやってきました。

 

コンサル出身の藤原さんの手腕で、皆さんの意見を聴きながら、問題点や提案をまとめて、「星の王子さま」のストーリー、「きつねと王子さま」が友だちになっていくところから、「FOXプロジェクト」という名前が付けられました。

「障がいの無い人が、障がいのある人と関わっていくとき、そして、友だちになるとき、どのような関わりから始めるのか?」という素朴な視点から始まります。

お互いの想いを語り合うというような、いわゆる「友だち」という概念は、「言葉」で自分の気持ちを伝えるのが難しいRAYには無関係という思いもありました。

「友だち」という発想の枠を広げてみると、一緒に楽しく場や時間を共有することが出来る人と捉えられることにも気がつきました。

私が関わる、アートワークショップを行う「世田谷アールブリュットネットワーク」の活動でも、一緒の空間と時間の中で、絵を描くお仲間も「友だち」だと位置付けられるのではないかと、あらためて認識しました。

「FOXプロジェクト」は、準備段階ですが、着々と、素敵なHPを作成し、保護者、教育関係の方たちのインタビューが始まっています。

これから、どのような展開になるのか、ワクワクしています。

 

こたえのない学校 https://kotaenonai.org

FOXプロジェクト https://www.foxpj.org

 

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