RAYママ、美大に通う
RAYママ、美大に通う
RAYが作業所に通い始めてから、少し生活が落ち着いてきたこともあり、かねてから通ってみたかった、世田谷美術館の美術大学に通うことにしました。
美術大学は、5月から12月(8月は夏休み)までの、火曜日と木曜日の週2日、朝10:30-16:30まで、しっかり美術を勉強します。
美術史などの講義だけでなく、半分は実技で、彫刻、版画、絵画、映画撮影まであります。
(リンゴをデッサン後、粘土でリンゴを作る)
なぜ、美術大学に通うことにしたのか。いろいろ理由はあります。
1つ目は、RAYのアート活動(ワークショップ)のサポートが出来たらという想いが大きいです。
特に、アートをする環境作り、どうすれば、モチベーションをもって創作活動が出来るかということに、ずっと興味を持っていました。ここ数年、最近、自宅で、ほとんど絵を描かなくなってしまったRAYですが、どのような場であれば絵を描く気持ちになるのか探究してみようと思いました。
2つ目は、夫の家族がアートが好きな人が多かったこともあります。
一昨年亡くなった義母が水墨画の先生だったこと、義父が陶芸、夫が油絵を趣味で描くことと、アートの環境があったこともある気がします。私は、自分自身が表現者としてというよりは、裏方の仕事、保管やアート品のフォトブック作り、アート展の企画などに興味があります。
美大に通い、自分で作品を作ってみると、色々発見があります。 ぼんやり見ていた外の世界をしっかり観察するようになりました。
これから7回、実技では、彫刻で手の形を彫ります。
いきなり彫るのではなく、手の模型を好きな材料で作り、手の構造を頭に入れます。
手の模型を作る(中に針金を入れています)
それから、デッサンをします。そして、クスノキの木材をのこぎりで、大体の形で切断するところです。のこぎりを使うこともほとんどなかったので、汗だくでのこぎりを1日ひきました。
(クスノキの材木の正面に、デッサンを描き、大まかな外形をのこぎりで切っていきます)
それが終わったら、ノミで彫っていきます。さてさてどうなることやら。