オンライン きんこんの会に参加して

今日、オンラインのきんこんの会に参加しました!

zoomでの参加で、私が筆談ができないため、RAYの番がきたら、私がRAYの近況報告をするのかなと思っていました。

そう思っていると、前の方たち何人かに、柴田先生が、なんと、オンラインによる筆談方法、当事者の目の動きによる「あかさたなスキャン」による通訳をされていたのです。

 

「あかさたな・・・」と先生が言うのに合わせて、当事者の目の動き(顔の動き)があったところで止まった行を下がっていき、「あ」行だったら、「あいうえお」の中の止まったところが、言いたい文字となります。

これは、ALSの方が、目の動きで文字ポインティングをしていく装置による文字入力の方法と似ています。

今回初めて、私もこのやり方(目の動きによるあかさたなスキャン)を見たので驚きました!

RAYの番がきたときに、「何を言う?」とたずねると、「あかさたな」と柴田先生にあかさたなスキャンを自分からリクエストしていました。

以下、RAYの語った言葉です。

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今度、山梨に行きます。

良い絵が見られます(小林浩太朗君の山梨県での展覧会のこと)。願いがかなってとても嬉しいです。

小林さんの絵は、何回も見たけれど、ぼくには、「たましいの叫び」が聞こえてきましたから、現物を見て、もう一度、その「叫び」を聞きたいです。

「運命のいたずら」かもしれないけれども、物語になるようなお話にいつも涙しています。

小林さんの絵をみんなで見たいですね。

「運命のいたずら」という言葉は、(小林さんの)お母さんには、残された者として、もっときちんとした言い方があるはずなので申し訳ないです。

よく伝わって良かったです。

RAY談(國學院大学 柴田保之先生 通訳)

https://note.com/keikotaro/n/nb6f5b0df310c

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