やもりの絵

昨日、柴田先生に筆談通訳をしていただきました。

今度、RAYが通う寺子屋でのアート活動、テラコヤカラーズでカレンダーを作ることになりました。絵に添えてメッセージを載せることになり、絵に対する想いを聞くことができたらと、柴田先生にお願いしました。

RAYは5月ごろから、「やもり」の絵を描いています。

「やもり」の絵のきっかけは、RAYが通うわんぱくクラブという学童クラブ(18才以降は成人の部「ひかりグループ」になります)のスタッフさんで、爬虫類特に、「やもり」の好きなFさんがやもりのTシャツを着ていたことが始まりです。

Fさんの素敵なやもりTシャツを見て、「やもり」描いてみようか?ということになり、やもりの写真を見ながら描き始めました。描くたびに色々な形のやもりが出来上がっていきました。

Fさんに見せたら、とても感動して下さり、「これでTシャツあったら嬉しい!」と言われたことをきっかけに、Tシャツを作ることにしました。

デザインは、川村尚子さんにお願いしました。(尚子さんは、カメラマン、キラクニという麻服のショップ、福祉施設の商品ブランディング、ADHDのお子さんの本「さんかくの本」も出版され、多彩な方です。)

先日、Tシャツの方のサンプルができあがりました。

以下、「やもり」について、RAYが筆談で語った言葉です。

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やもりの吸盤が大好きです。ぼくには、可愛いだけではなくて、もんもんとした動きに見えます。

もっともっと遠くまで行きたいのに、ぼくは、ここでしか生きていけない悲しみが伝わってきます。

みんなは遠くまで行けるのに、ぼくは遠くにはいけないのだろうと思いながらも、夢だけはなくさずにいるのがこの目にあらわされています。

2種類の足の形が違うことについてですが、尖った方の「やもり」は「悔しさ」を少しずつ乗り越えた「やもり」を表しています。

以上

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