旅立ちの日に

旅立ちの日に

 

昨日、RAYの通う特別支援学校高等部の卒業式でした。

卒業式での歌が、「旅立ちの日に」でした。(作詞:小嶋登、作曲:坂本浩美)

「白い光の中で山並みはもえて はるかな空の果てまでも君は飛び立つ…」

兄の中学校の卒業式、RAYの中学校の卒業式、今度で3度目の卒業式でも歌い、今度で3度目です。今回の卒業式は、特に感慨深いものでした。

健常のお子さんであれば、これから大学ということになりますが、特別支援学校のお子さんの場合は、ほとんどが社会人となって巣立っていきます。

この18年間のことを振り返ると、さまざまな記憶が走馬灯のように浮かんできます。本音をいうと、やはり大変だったことの方が多かったです。

それでも、困ったことがあっても親身に相談に乗って下さる先生方、そして障がいを持つ親同士のつながりによって、お互いを支え合いながら何とか乗り越えることができました。本当に本当にありがたいことでした。

大変なことを分かち合うことができる人が周りにいることで、それがとても困難なことであっても何とか乗り越えていくことが出来たと思っています。

卒業生の見送りで、アーチをRAYと共にくぐるときに、声を掛けて下さる先生方の暖かさに思わず涙ぐんでしまい、RAYのことをありのままに受けとめてくれる高校で3年間学ぶことが出来て、本当に幸せだったと感じました。

今は、高校3年間の想い出を胸に、親子ともども、これからも前を向いて進んでいける気がしています。

ライオン2014

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